ウクライナは、土曜日早朝、ロシアの8つの地域を長距離攻撃ドローン数十機で攻撃し、燃料貯蔵庫を焼き払い、3つの変電所を攻撃したと、キエフの情報筋がロイター通信に語った。モスクワの国防省によって確認されたこの夜間の攻撃は、ここ数週間ウクライナのエネルギーシステムを攻撃し、都市を襲っているロシアの空爆作戦の最中に起こった。ロシアの全面侵攻から2年以上が経ち、戦場で高まる圧力に直面しているウクライナは、ドローンを使ってロシア国内の石油精製所やエネルギー施設を標的にすることで、クレムリンに対する圧力点を見つけようとしてきた。「少なくとも3つの変電所と燃料貯蔵基地が攻撃され、火災が発生した」とウクライナの情報筋は、さまざまな場所で燃え上がる火災を映したソーシャルメディアの動画を引用して語った。情報筋によると、これらの施設はロシアの軍事産業生産を支援するために標的にされたという。ロシア国防省は、ウクライナの無人機50機を撃墜したと発表した。ベルゴロド州で26機、ブリャンスク州で10機、クルスク州で8機、トゥーラ州で2機、さらにスモレンスク、リャザン、カルーガ、モスクワの各州で1機ずつ撃墜した。ウクライナと国境を接するロシアのベルゴロド州のヴャチェスラフ・グラドコフ知事は、この攻撃で民間人2人が死亡したと語った。